世界最強のパスポートはどの国? 最新ランキング結果

5 12月 2018

先日、ビザなしで入国できる国の数を示すランキングがArton Capital社によって発表されました。これによると、昨年1位のシンガポールを抜いてトップにあがったのは、ちょっと意外な国でした。

 

“いつもと違う”結果に

今回のランキングで1位になったのは、アラブ首長国連邦(UAE)。同国のパスポート保持者がビザなし(もしくはアライバルビザの申請のみ)で渡航できる国の数は、167カ国。じつは国の政策としてパスポート強化を試みたことから、今回大幅なランクアップとなったのです。

続くシンガポール、ドイツ(同率2位)は166カ国という結果になりました。ちなみに日本のパスポートはというと、第4位(164カ国)でした。そこで、あれ?と思った方もいらっしゃるかもしれません。

 

「日本のパスポートは最強説」はどこへ?

2か月ほど前に発表されたHenry Passport Indexによると、日本のパスポート保持者がビザなしで渡航できる国と地域は190カ所で、世界1位にランク付けされています。じつは、パスポートのランキングを示す指標は複数あって、なかでもIATA(国際航空運送協会)のデータをもとに作成されたこちらのランキングのほうが広く支持されているという見方もあるのです。

 

「渡航の自由度」が意味すること

ランキング最下位であるアフガニスタンのパスポート保持者にとって、ビザなしで行ける国はたったの29カ国。こうしたランキングの結果を受けて、渡航の自由度が高い国にとっては喜ばしいニュースであるいっぽうで、地政学的な理由からまだまだ世界への扉が開かれることを待ち望んでいる国もあることも忘れてはいけないところです。

UAEのパスポートが1位となったArton Capital社によるランキングの詳細はコチラ
日本のパスポートが1位となったHenry Passport Indexの詳細はコチラ

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投稿者プロフィール…東京生まれ。ミレニアル世代。前職で営業としてアメリカ、シンガポールでの会議に参加した際に、国内・海外チームのコミュニケーションを仲介し、通訳/翻訳への興味が高まる。アイルランドへの引っ越しを機に退職、翻訳業に従事しはじめる。現在はスイスのローザンヌに移住し、フランス語を勉強中。

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