オンライン通訳のメリットとは?対面式通訳との違いや留意点をチェック

26 5月 2021

オンライン通訳を利用する際に、従来の対面式通訳とどのような違いがあるのか気になる方も多いのではないでしょうか。インターネット上で通訳を行うオンライン通訳サービスは、対面式通訳とは異なるメリット・デメリットがあります。

今回の記事では、オンライン通訳の概要や、利用する際に得られるメリット、留意点についてご紹介します。海外の取引先やクライアントとのやり取りでオンライン通訳サービスを利用してみたい方は、本記事を参考にしてみてください。

 

オンライン通訳とは

オンライン通訳とは、スマートフォンやパソコンといったデバイスを用いて、オンライン上で通訳を行うサービスです。音声通話だけでなく、ビデオ通話による通訳サービスも増加しており、通訳者の顔を見ながら通訳してもらうこともできます。

 

オンライン通訳を利用するメリット

近年、注目を集めているオンライン通訳ですが、これまで一般的だった対面式通訳と異なり、どのようなメリットがあるのでしょうか。そこで、まずはオンライン通訳のメリットを解説します。

 

インターネット環境があればどこでも利用できる

オンライン通訳のメリットは、インターネット環境があれば、いつでもどこでもサービスを利用できる点です。対面式通訳は、通訳を必要とする発言者や聞き手と同じ場に立つため、通訳者が現場に訪問しなければなりませんでした。

一方、オンライン通話は、オンライン上で通訳業務が完結するため、通訳者が現場に訪問する必要がありません。たとえば、日本人とアメリカ人のオンライン会議で通訳を必要とする場面でも、通訳者が同時にオンライン会議に参加することで、場所の制限を受けることなく通訳を行えます。

 

時間・経費の削減につながる

オンライン通訳を利用することで、時間や経費の削減にもつながります。対面式の通訳では、通訳者が現場に訪問しなければならないため、すぐに通訳を必要とする場面でも時間がかかる点がデメリットでした。また、通訳者の交通費や各種手続きに経費が発生し、通訳サービス以外の費用がかさんでしまいます。

しかし、オンライン通訳は、オンライン上で通訳を行うため、通訳者が現場に訪問するための交通費が発生しません。海外との取引先とオンライン会議を実施する際にも、通訳者の航空券代や宿泊費などの経費を抑えられるのがメリットです。

 

利用時間に制限がない

オンライン通訳と対面式通訳の大きな違いは、利用できる時間帯です。対面式通訳は、現地時間の日中の時間帯や、通訳者の都合に合わせなければならないため、急な打ち合わせが発生した場合に、通訳サービスを利用しにくいのがデメリットです。

一方、オンライン通訳では、海外に住む通訳者による通訳にも対応しており、時間に縛られることがありません。たとえば、日本時間深夜にオンライン会議がある場合でも、アメリカに住んでいる通訳者に通訳をしてもらえます。このように、急に通訳者が必要になったときでも、時間に関係なく通訳サービスを受けられるのがオンライン通訳のメリットです。

 

オンライン通訳で留意したいデメリット

プライベートの利用だけでなく、ビジネスシーンにも便利なオンライン通訳ですが、留意しておきたいデメリットも存在します。オンライン通訳サービスを利用する前に、注意点をチェックしておきましょう。

 

インターネット環境が必須

1つ目のデメリットは、インターネット環境が必須となる点です。対面式通訳は、通訳者が発言者や聞き手がいる現場で通訳業務を行うため、インターネット環境を必要としません。

オンライン通訳では、インターネット環境の準備が必須です。また、一部のカフェやファストフード店などインターネット速度が遅い環境だと、会話のラグが発生しやすくなるため、安定したインターネット環境をしっかりと整える必要があります。通訳を必要とする側だけでなく、通訳者にとっても負担となる点に注意しましょう。

 

声が聞き取りにくいことがある

オンライン通訳は、離れていても通訳サービスを受けられる一方で、通訳者の声が聞き取りにくい点に注意が必要です。対面式通訳は、同じ現場に通訳者がいるため、相手方の声がクリアに聞こえるほか、多少雑音が発生している環境でも、ウィスパリング手法によって正確に声を聞き取りやすくなります。

しかし、オンライン通訳は、インターネット接続の環境や、周辺機器によるノイズなどの影響で、相手の声が聞き取りにくい場面が発生する可能性があります。また、声が伝わるのに時間差が生じることもあり、不便に感じやすくなる点に気を付けましょう。

 

通訳者のスキルを確かめにくい

オンライン通訳を利用する際に、通訳者の通訳スキルを確認しにくいことがあります。従来の対面式通訳では、通訳サービスを申し込む際に、あらかじめ通訳者が持つ通訳スキルに関する詳細を調べられます。

一方、オンライン通訳は、実際に顔合わせをすることなく、オンライン上で通訳者とやりとりを行うため、通訳スキルを調べにくい点に注意が必要です。ただし、通訳サービスによっては、事前に通訳者のスキルチェックを行える環境を提供しており、イメージ通りの通訳をしてもらえます。

 

Oyraa(オイラ)が提供するオンライン通訳サービスの特徴/h2>

オンライン通訳は、利便性に優れた側面がある一方、気を付けておきたい留意点もあります。そこで、オンライン通訳サービスを利用する前に、なるべくオンライン通訳特有のデメリットが出にくいサービスを選ぶようにしましょう。

Oyraaが提供するオンライン通訳サービスは、ユーザーの満足度を高める充実した機能を搭載しています。

 

プロフィールから通訳スキルを確認できる

Oyraaは、通訳者のスキルについて、専用アプリを通して確認することができます。アプリにログインし、通訳言語や専門知識などをフィルターで設定すると、一覧形式で通訳者が表示されます。

プロフィール上で、言語スキルはもちろん、専門分野や他ユーザーからの評価を見られるため、ミスマッチを防ぎやすいのが特徴です。また、アプリ上で、通訳業務に関する打ち合わせや相談できる環境を用意しており、対面式通訳同様にしっかりとした準備を行えます。

 

シーンに合わせて通訳方法を選べる

Oyraaのオンライン通訳サービスは、シーンに合わせて次の3つの通訳方法から選べます。

オンライン会議 │ ZoomやSkypeなどのオンライン会議に通訳者が同時に参加
ダイレクトコール │ 専用アプリでプロの通訳者と直接会話が可能
3地3者通話 │ 発言者・聞き手・通訳者の3者が異なる場所にいながら通訳を実施

 

・オンライン会議

海外との商談や打ち合わせなどでオンライン会議の需要が高まるなかで、Oyraaでは通訳者が、同時にオンライン会議に参加するサービスを提供しています。世界153ヶ国の言語や、最新テクノロジーやヘルスケア、ニッチな分野に関する専門知識を持つ通訳者を揃えており、相手とのスムーズな意思疎通が可能です。また、通訳者は、NDA(秘密保持契約)を結んでいるため、オンライン会議内での情報が外部に漏洩する心配がありません。

 

・ダイレクトコール

ダイレクトコールは、Oyraaが厳選したプロの通訳者と直接通話を行えるサービスです。たとえば、訪日外国人の対応、医療現場での通訳、海外のホテルを予約したいシーンなどで、外国人とのコミュニケーションをサポートします。また、対面式通訳や、ほかのオンライン通訳サービスと異なり、「分単位」での利用が可能であるため、コストを抑えながら通訳サービスを受けられます。

 

・3地3者通話

Oyraa独自のサービスである3地3者通話は、プライベート・ビジネスシーンいずれの場合にも活用できます。発言者・聞き手・通訳者の3者が離れていても、円滑な通訳を行えるため、海外現地で急に通訳が必要となった場合に便利です。なお、Oyraaでは、日本国内だけでなく、世界中に居住する通訳者を揃えているため、日本時間を気にすることなく、現地時間で都合の空いている通訳者を選定できます。

 

ユーザーフレンドリーな専用アプリを提供

ユーザーフレンドリーな専用アプリを提供しているのも、Oyraaのメリットです。専用アプリを通して、通訳者と音声通話やビデオ通話を行えるため、オンライン会議を行う場合以外は、別途ツールを用意する必要がありません。

さらに、専用アプリは、インターネットを利用した通話形式を採用しており、国際電話料金の支払いが不要です。海外現地で通訳サービスを必要とする場面でも、高額な国際電話料金が発生することなく、気軽に利用することができます。

 

まとめ

オンライン通訳サービスは、従来の対面式通訳と比較し、インターネット環境があれば24時間365日いつでも利用できる点や、コストカットにつながるなど多くのメリットがあります。一方で、声が聞き取りにくかったり、通訳者のスキルが見極めにくかったりといったデメリットに留意しなければなりません。

そこで、Oyraaのオンライン通訳サービスを検討してみてください。Oyraaのオンライン通訳サービスでは、通訳シーンに合わせてユーザーが利用しやすい方法を用意しているほか、専用アプリで通訳者の通訳スキル・専門知識をひと目で確認できます。ビジネスシーンやプライベートで、オンライン通訳の利用を考えている方は、Oyraaのオンライン通訳サービスを選んでみてはいかがでしょうか。

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